石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか(レビュー)

石岡瑛子展 トートバッグ

@東京都現代美術館

○「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」東京都現代美術館 おすすめ度4.5
○河尻亨一『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』(朝日新聞出版)     おすすめ度4.5
※おすすめ度見方 0~1     見る必要無いかも。
         1.1~2.0   100人いたら90人は微妙かな。
         2.1~3.0   好みの違い。
         3.1~4.0   行って損なし。価格や場所、評判次第で行くかどうか決めよう。
         4.1~5.0   いますぐ観に行こう。見逃したら絶対に後悔する

一度目は1月上旬に鑑賞。その後、河尻亨一『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』(朝日新聞出版)を読み、1月末に二度目の鑑賞。

TIMELESS 石岡瑛子とその時代
(Amazon内容紹介より)
伝説のデザイナー・石岡瑛子の評伝がついに刊行!
生涯アップデートを続けた伝説のデザイナーの素顔と、変わりゆく「時代」のミステリーに迫るいくつもの時代を駆け抜けた伝説のデザイナーがいた。前田美波里をスターにした資生堂のポスター、大ブームになったパルコのキャンペーン。それらを手がけた後に渡米し、グラミー賞、アカデミー賞に輝いた石岡瑛子は、変化の時代をいかにサバイブしたのか。取材・執筆に5年をかけた、気鋭のジャーナリストがつづる本格評伝『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』が、11月20日、満を持して刊行される。フランシス・コッポラにマイルス・デイヴィス、スティーブ・ジョブズらも魅了したエイコの「私」に迫る一冊だ。

その活躍の範囲は「アートディレクター」という言葉だけでは表現できないほど幅広い。資生堂時代のポスターから始まり本の装丁、本文組まで含むデザイン、映画衣装や舞台装置、美術、CMやMVの作成、オリンピック開会式のコスチュームディレクターなど、あまりに多岐に渡る。これを一人の人間が手掛けた……。ただただ圧倒される。ここまで多様なジャンルで活躍するデザイナーは、世界でも類を見ないだろう。才能だけではなく、その精神力や体力に素直に驚いた。

河尻亨一『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』はめちゃくちゃ面白い。ノンフィクションの名著だと思う。600ページ近くあるが、一度も飽きることなく、じっくりと味わいながら読み進めた。これを読んでから展覧会を見ると、石岡瑛子の苦闘が何百倍にもなって、作品から伝わってくる。PARCOのポスターを作るためにどれだけの交渉と戦略と忍耐があったのか。出来上がった作品は、果たして石岡瑛子だけの作品なのか。初めて映画の世界に飛び込んだときに何を考え何を実践しようとしたのか。どんな人となりなのか。孤高で戦い続けたイメージとは裏腹に、愛されるキュートな一面を持っていたのではないか。レニ・リーフェンシュタールや杉山登志は石岡にどのような影響を与えたのか。国家的プロジェクトを任されたときの重圧や年齢による思考の変化等々……。
石岡瑛子を軸とした、デザイナー界隈の青春群像劇にも読むことができ、日本の広告業界がいかにして成長してきたのかの一端も垣間見える。

タイムレス
レボリューショナリー
オリジナリティ

一人の人間の熱量が、世界の人を視覚的に魅了する。も~素敵すぎます。

図録、トートバッグを買ってしまいました。

石岡瑛子展 図録
石岡瑛子展 図録 最高にかっこいい!発売するのが遅い!(笑)でもそれがらしい。
石岡瑛子展 トートバッグ
石岡瑛子展 トートバッグ なんと4400円(税込み) 死ぬほど高い!!記念に買ったよ…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました