ヤクザと家族 The Family(ネタバレ)

ヤクザと家族

ヤクザと家族 The Family おすすめ度3.4

※おすすめ度見方 0~1     見る必要無いかも。
         1.1~2.0   100人いたら90人は微妙かな。
         2.1~3.0   好みの違い。
         3.1~4.0   行って損なし。価格や場所、評判次第で行くかどうか決めよう。
         4.1~5.0   いますぐ観に行こう。見逃したら絶対に後悔する。

ヤクザと家族

木村翼役の磯村勇斗(いそむら・はやと)が輝いていた。こんなにうまい役者がいたのか。2014年デビューですでに数々の作品に出演、なんなら役者として評価もされていた。知らなかった。彼の出演作を過去にいくつも見ている。この人の声質、耳に残る。抜群に良い。新田真剣佑のような美顔なんだが、角度によっては癖もある顔立ちなのがまたいい。綾野剛や北村有起哉、市原隼人の熱演を喰っていたと思う。これだけでこの映画を見てよかったと思える。磯村勇斗、期待大。と思っていたら、若手大集合の「東京リベンジャーズ」の予告にも出ていた。

本来なら役所広司が務めそうなポジションに舘ひろし。舘ひろしの演技の「間」「溜め」はどうしても演技演技していて苦手のだけれど、圧倒的な存在感があるのもまた事実。包み込むように優しい組長。まるで存在するかのようにリアルに演じている。市原隼人は脇でも輝く。「ROOKIES」で主演を張っていたころは、まさか「クローズZERO2」に3,4番手として登場していた綾野剛に先を越されるとは思っていなかっただろう。でも、市原隼人はここ数年、熱血漢以外の気の弱い男を演じ始めていてこれがマッチしている。どことなく困り顔が似合う。北村有起哉の中村努は結局シャブやっている設定なんだけど、あそこは「そこまで落ちちゃいねえよ」のセリフが本当であってほしかった。

2020年現在のヤクザを描く、という意味では、おそらく初なのでは。と思ったら西川美和監督の「すばらしき世界」と少し被った。密漁や半グレ、子供を幼稚園に通わせられれないなど、過去と現在のヤクザを対比して描く構造が効いていた。
尾野真千子とその娘のパートが、そうせざるを得ないとはいえ、あからさまに不幸な方向にもっていく展開だったのが、ちょっと残念な気もする。

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