あのこは貴族(ネタバレ)

あのこは貴族 おすすめ度3.4

※おすすめ度見方 0~1     見る必要無いかも。
1.1~2.0   100人いたら90人は微妙かな。
2.1~3.0   好みの違い。
3.1~4.0   行って損なし。価格や場所、評判次第で行くかどうか決めよう。
4.1~5.0   いますぐ観に行こう。見逃したら絶対に後悔する。

門脇麦の衣装が素晴らしく可愛い。高良健吾の家の規模感もいい、きちんと金持ち感出ている。どこを借りたのだろう。椿山荘の庭は丸わかりだった。水原希子と山下リオの喫茶店でのシーンに泣きそうになった。上とか下とか、金持ちか貧乏か、そんなことに関係なく、いい日もあれば辛い日もある。誰だって、と。現実世界はそんなに甘くないだろうが(そりゃ金ある方が上だよ…)。水原希子のメッセージもいい。富裕層側の登場人物は、わざとおっとりした口調に演出しているのかな。かなり余白のある作りで、それが映画の品になっている。あえて言葉少なめで、役者に表情で語らせる。山中崇がMVP。こんな人が親戚にいたら惚れるでしょう。色気もあるし、常識もある。役柄にあっている。うまい(山中さんのwikipediaにあのこは貴族への出演情報が掲載されていなくて、日本版wiki(ry)。とはいえもっと描きこんで欲しい部分は多々あり。門脇麦と高良健吾の不和は、もちろん高良健吾側のほぼ無自覚であろう育ちからくる無礼な振る舞いにあるのだが、実はかなり門脇麦側の勝手にも読める(そういうバランス感覚がこの映画、岨手<そで>由貴子監督はかなりうまい)。門脇麦もまた、出自によって、無自覚に失礼な態度をとっている。居酒屋の場面がいい例。山下リオが、水原希子を呼びつけて門脇麦と話させるのも、実は金持ちの傲慢ぶりが出ている。女性の分断を避けたいなら、あんなやり方しません。伝えたいメッセージとしては、あそこで喧嘩にもっていく流れが多い中で、あえて穏やかに結託して前に進むということだろうと思う。だから門脇麦が封筒を取り出すシーンなんかがある。誰もが手切れ金と思うあの場面、あの演出。が、やはり普通なら分断すると思う(笑)。水原希子の立ち位置が曖昧。地方在住者だから搾取されている感、あんまりない。そりゃお金のない家なのだろうが、んなことわかりきっていただろうに。……なんてことはわかりきった上で、その曖昧さを描いているのだろう。内部生は悪なのか。内部生も苦労してるよ〜。金持ちに見えて火の車の家、たくさんあるよ。生活水準が高いからね。水原希子は東京タワーの見えるあんなに広いマンションの一室に住んでいるが、十分富裕層に見えてしまったよ。

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